2016年4月4日月曜日

子どもにも「ほんもの」を。子どもが集まる博物館のしかけ

この春休みはイギリスに旅行していました。かつて私たち家族が住んでいた懐かしいイギリスを訪れたのですが、一つ目的がありました。

博物館で「ほんもの」を見せてあげたい。

学校で下の子が恐竜のことを習ってきたから、自然史博物館で恐竜の骨の標本や化石を。上の子が古代エジプトを勉強してきたから、大英博物館でロゼッタストーンや本物のミイラを。




オックスフォード大学の自然史博物館では、イースターにちなんだ面白いイベントをやっていました。博物館でイースター・エッグ・ハントをしよう!というイベントです。



 館内に用意されている6つの卵を見つけて、そこに書かれている問題を解いていくというものです。すべてに答えると最後にステッカーがもらえます。




展示の内容に関連した問題が用意されているので、卵のある所だけ、子どもが群がって熱心に展示を見て答えを考えていました。



博物館や美術館がこうしてわざわざ子ども向けのアクティビティを用意して子どもを歓迎してくれています。親にとってはうれしいものです。多くの博物館や美術館では、子供のためにワークショップやアクティビティが開かれていますし、館内のカフェでは子どもの食事が無料、というのもよく見かけます。

子どもの好奇心を刺激するのは本物に触れるのが一番だと思います。でも、子どもと一緒に博物館や美術館に行くと、いつもすぐに飽きられて、展示どころではなくなってしまうものです。私は早々に退散するはめになり、がっかりすることもしょっちゅうです。

子どもの動機は、イースターの卵を探して、クイズに答えて、ステッカーをもらいたいだけ。それでもいい、と思いました。いつもの
「ママ、もう早く出ようよ」
という言葉を子どもから聞くことがありませんでした。ただステッカーをもらいたいだけだったとしても、博物館を歩き回って、印象に残ったことがひとつでもあったら。そこからさらに興味が広がっていったら。また訪れたいと思いました。



野口由美子

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