2016年11月3日木曜日

ハロウィン翌日のゴミ問題(オランダ編)

日本でも、最近ハロウィンのイベントがたくさん増えたようですね。私が今住んでいるオランダも、日本と同じように、ハロウィンの習慣がない国です。近所の家に突然行って「トリック・オア・トリート!」なんてやりません。

アムステルダムの一角だけがハロウィン一色

ただ、アムステルダムの南エリアの一角だけ、ハロウィン当日は仮装をした人々であふれかえっています。私も初めて見た時は、何が起きているのかびっくりしましたが、個人が企画してやっているイベントだと聞いてさらに驚きました。

そこは、あるアメリカ人家族が中心となってボランティアの運営でハロウィンが開催されています。アメリカで盛大なハロウィンをオランダでもやろう、と、毎年メールと口コミで参加者を募り、南エリアでキャンディーを配る家を募集します。参加者は、子ども毎に参加費を払い、キャンディーの費用を賄います。当日は、決められた時間から、キャンディーをもらえる家が記された地図を見ながら、家々を回ります。




年々規模が大きくなり、今年は100件以上の家でキャンディーが配られていました。私の子どもたちは1時間半かけて歩き回り、獲得したお菓子は40個以上、子どもたちにとっては毎年楽しみなイベントです。

翌日、主催者から届いたメール

次の日になって、主催者から、参加者宛てにメールが届きました。ハロウィンイベントのエリアにお菓子の紙くずが散乱して、道が汚くなったため、ゴミ拾いを呼び掛けるものでした。
今年は過去最高の参加者があり、キャンディーを配るボランティアも地元のオランダ人がたくさん加わってくれたのに、ハロウィンが終わった後、街がこんなに汚くなってしまったら、どう思いますか?もうハロウィンに参加したくないと思われても仕方ないのでは?
子どもにとっていい機会になるだろう、と私は早速子どもを連れて、歩道のゴミ拾いをしました。



お菓子集めには熱心だった子どもも、ゴミ拾いはせいぜい10分で
「まだやらなくちゃダメ?ハロウィンはたくさん来ていたのに、みんなやっていないじゃん。」
とハロウィンの勢いは全くありません。
「ハロウィンをやって、こんなに道が汚くなったら住んでいる人たちは嫌でしょ。こんなだったら、来年からハロウィンできなくなるかもしれないよ。」
とりあえず、協力要請のあった50メートルの歩道のゴミを拾いました。子どもにわかってもらうには、実際にゴミ拾いをするのが効果的だったようです。



ゴミ問題はどこでも深刻?

あとで、今年参加した子のお母さん何人かとこのことを話してみたのですが、ゴミ拾いに積極的な人は少ない印象でした。多分来年からは翌日のゴミ拾いもハロウィンと一緒に最初から計画されて、ボランティアの募集があるのかな、と思いました。日本だったら、ゴミは自分で持ち帰ること!と呼びかけそうなものですが、そういう考えはあまりないようです。

日本でも渋谷などでハロウィン翌日に散乱していたゴミが問題になったと聞きました。アムステルダムよりも渋谷の方が規模も大きいので、そのまま比べられないのですが、来年のハロウィンはどちらの街がきれいか、見てみたい気がします。


野口由美子


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