2017年9月14日木曜日

初代 iPhone から10年、9歳の息子とスティーブ・ジョブズ氏のプレゼンを観てみた


新しくiPhoneXが発表されたそうで、新製品のニュースが好きな夫(私は全く無頓着なのですが)は、早速アップルイベントを観ていました。

電子機器に疎い私を含め、多くの人が持ち歩き、毎日使っているスマートフォンが今の形になったのは、10年前に発表された初代iPhoneだと思うと、私でも感慨深く思えてきます。

そんな私のような古い人間と、物心ついた時からスマートフォンやタブレットが身近にある子どもたち。10年という時間のギャップがどのように感じられるのか。興味本位で、10年前のスティーブ・ジョブズ氏が初代iPhoneを紹介したプレゼンテーションを子どもと一緒に観てみました。






親のノスタルジーと子どもの不思議顔


9歳の息子にとっては、当たり前のスマートフォンに観衆がいちいち

「おおー!」

と歓声を上げたり、拍手が起きたりするのが不思議なようで、「???」という顔で観ていました。タップやスワイプ、ピンチといった、今では小さな子どもでもやる操作が紹介されて、客席から大歓声が上がった時に

「なんで皆こんなにうれしいの?」

とあまりにも不思議だったのか、質問されました。

「今では当たり前に皆やるけれど、それまでは電話にはボタンが付いていて、こんなやり方はこの時が初めてだったんだよ。」

昭和生まれの私が、テレビを初めて見る人々の様子を白黒のニュース映像で見て
「昔はテレビも珍しかったんだなあ。」
なんて思うようなものでしょうね。


「驚異のプレゼン」子どもはどう観た


ノスタルジックな感傷とは別に、意外なことに気づきました。息子がスティーブ・ジョブズ氏の話を真剣に聞き、彼のユーモアに笑い、プレゼンテーションに見入っていたのです(その後、最近のアップルイベントでの他のプレゼンターも観たのですが、何言っているかよくわからない、と息子に言われました)。

確かに「驚異のプレゼン」と言われるだけあって、人を引き込む話術、メッセージを伝える手法は洗練されているのだろうと思います。でもそのような技術以上に、彼のプレゼンでの話し方は、子どもにもわかりやすい、というのが驚きでした。

題材がスマートフォン、という今の子どもにとってわかりやすいものであったからかもしれません。でも、世界に向けて自社製品を発表する企業の経営者が、子どもにもわかるように話している、ということはすごいことのように思えてきました。

仕事の場など、大人同士の世界では、簡単なことは省略したいし、高度で難しい方がありがたがられると思いがちでしたが、子どもと向き合っているときと同じくらいの気持ちで、わかりやすい、ということ大切にすべきなのでは、と反省しました。

やっぱり子どもたちには気付かされることが多いです。


野口由美子



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